厳選した2種類の粉をミックスして、瀬戸内海の塩を使用しています。
ミキサーの回転数を減らし、じっくり時間をかけて練ることでグルテンを壊さず、うま味のある麺を製造しております。その後、麺帯(麺を帯状にしたもの)にします。
季節やその日の気温、湿度によって水や塩の量を調整して製造しています。
ローラーを増やすことで、麺帯を無理に圧麺せずに徐々に伸ばしています。
乾麺のつるっとした食感と程よい腰が出ます。伸ばした麺帯を麺の種類によって切り刃や厚みを変えます。
その後、乾燥室まで持っていきます。
白漆喰の乾燥室で、自然乾燥で時間をかけてじっくり乾燥させることで、うま味が凝縮します。
夏場は2~3日、冬場では3~5日かけ、乾燥させています。
部屋の上部で巨大な扇風機が撹拌し、室内の湿気や温度を調節します。また、部屋の上部と下部に窓があり、開閉して適度な湿度や温度に調節しています。
季節によっては麺が乾きすぎたり、乾きにくかったりしますが、漆喰の壁と部屋の構造等でそれらを防いでいます。
裁断後、軽量して1束1束確認しながら、手作業で袋詰めをしていきます。